【コラム】YGエンタに対抗?SMエンタのプロモスケジュールが話題に


【コラム】YGエンタに対抗?SMエンタのプロモスケジュールが話題に
【コラム】YGエンタに対抗?SMエンタのプロモスケジュールが話題に

2月26日〜3月6日の間、SMエンターテイメントは自社公式ユーチューブチャンネルに、なんと20本もの動画を投稿した。その内訳は、東方神起の「スリスリ(Spellbound)」ミュージックビデオをバージョン違いで2本、少女時代の「Mr. Mr.」ミュージックビデオとティザー映像を複数本、SM THE BALLADのライブ映像、新プロジェクトグループToheartのティーザーなど多数の関連動画だ。

通常、芸能事務所が自社の主要アーティストを同時にカムバックさせることはなく、連発なんてなおさら論外。アーティストも、日々の動向を追うのに忙しいファン達も、しばしの休憩できるよう、カムバックからカムバックまでのサイクルに、少し”間”を挟むのが常だ。しかし、アイドル大戦国時代が繰り広げられている昨今、”巨匠”SMエンターテイメントもついに新しい作戦に乗り出したようだ。その名も「全部一気にお見せします」作戦。

先月24日に音源が公開された少女時代の最新曲「Mr. Mr.」に関連したニュースは、現在あちこちの芸能サイトで連日トップ記事になっている。今年の元旦早々、メンバーのユナとスヨンが熱愛説を認めた、という経緯もあってか、通常よりも注目度が高まっているように思われる。有名なプロデューサー集団が手がけた同曲は、リリース数時間後、いきなり韓国の九つの音楽配信サービスサイトでダウンロード首位に立った。米アップルのアイチューンズ・ストアでも、シンガポールやタイ、ベトナムでトップソングチャート1位、インドネシアと香港、台湾では5位を獲得するなと、アジアを中心に大きな注目を集めた。

しかしSMエンターテイメントの勢いはここで止まらない。さらに自社の主要アーティスト達を世に送り込むという作戦に出た。

先週、東方神起が10周年記念アルバム『Tense』のリパッケージとして、「スリスリ(Spellbound)」をリリースした。タイトルの”Spellbound”は”魔法にかかった、魅せられた”という意味で、恋の魔力にとらえられたある男の心情を魅力的な歌詞に込めている楽曲。ほぼ毎日音楽番組に出演し、ミュージックビデオは2本公開した。今年頭にリリースした華麗なスィング曲「Something」も、今回の「スリスリ(Spellbound)」も、今までの東方神起とは全く異なったテイストであり、各方面から賞賛を受けている。

SHINeeのキーとINFINITEのウヒョンも「Toheart」というユニットを組み、間もなくデビューしようとしている。昨年、INFINITEの所属事務所であったWoollimエンターテイメントが、SMエンターテイメントと合併した。それぞれの事務所が誇る代表アーティストをコラボレーションさせ、1つのユニットとしてデビューさせるのは今回が初の試みだ。キーとウヒョンは普段から仲の良い友人として知られているため、2人で音楽活動をするにも呼吸が合いそうだ。むしろ2人のファンにとっては、記念すべき素晴らしいユニットともいえるだろう。

SM THE BALLADとしての音楽活動もアツい。特に、少女時代テヨンとSHINeeジョンヒョンがデュエット曲「Breath」を、各種音楽番組で披露したことは記憶に新しい。SM THE BALLDは、SMエンターテインメント発のバラード・プロジェクトで、同社所属アーティストの中でも特に歌唱力の際立つメンバー達で構成されている。前回もTRAXのジェイやSUPER JUNIORのキュヒョン、SHINeeジョンヒョンで曲をリリースしたことがあった。

今年2月には、少女時代のテヨン、SHINeeのジョンヒョン、SUPER JUNINORのイェソン(現在は公益勤務中。録音は軍隊生活に入る前に完了している)、東方神起のチャンミン、f(x)のクリスタル、EXOのチェン、SUPER JUNIOR-Mのチョウミ、歌手チャン・リインという新しい顔ぶれで再結成し、韓国の歌謡界に帰ってきた。チャンミンとイェソンを抜いたメンバーで、2月にはコンサートも開催している。

このように、SMエンターテインメントは今年始めから新曲リリース、新ユニットの結成、恋愛ゴシップまで、ありとあらゆる話題を提供してきた。ファンにとっては、プロモーション活動や最新ニュースを追うのに忙しい日々が続いていた。

なおも輝きを失わずに韓国におけるナンバーワンの芸能事務所の地位を占めているSMエンターテイメントだが、それでもやはり憂慮すべき点がある。今年始めの記録によれば、音源収益の面で、ライバル会社のYGエンターテイメントが、SMエンターテイメントよりも上回っていたのだ。これに付随して、音楽番組やチャート上でもYGエンターテイメントがじわじわと幅を利かせている。

特に今回、SMエンターテインメントは、YGエンターテインメントの動向に、通常よりも注意しなければならない。YGの主力アーティストであり、同じくガールズグループの2NE1が、少女時代と同じ時期に最新アルバム『Crush』をリリースしたのだ。韓国のガールズグループとしては初めて2度目のワールドツアーを開催することが決定し、絶好調の2NE1。この勢いに押され、SMエンターテイメントの2月と3月の売上まで影響される可能性も否めない。SMエンターテインメントが一風変わった「全部一気にお見せします」作戦で、各方面の話題をかっさらう方式をとっている理由はまさにこれ。

とは言え、ライバル2NE1が新曲リリースすることは、SMエンターテイメントも事前に把握していたはず。2グループが同時期にアルバムをリリースすれば、ほど良い感じで競争が繰り広げられるかもしれない。

さて、今回はSMエンターテイメントがYGエンターテイメントの音源収益を抜くことができるだろうか?SMエンターテイメントが、この数カ月で、韓国歌謡界全体にどれほどの影響を与えるのかを予想するのはまだ難しい。しかし、あまりにも早いペースで次々にプロジェクトを送り込む”SMエンターテイメント旋風”の中、他の芸能事務所は適応してプロモーションを行っていかなければならないのは必至だろう。

*この記事はKpopStarz英語版を元に独自に執筆したものです。

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