高血圧治療薬「ブロブレス」の効果が臨床研究の論文と異なることを指摘


製薬大手「武田薬品工業」が製造販売する高血圧治療薬「ブロブレス」の効果を示す臨床研究の論文に食い違うと、専門家の見解が米国の医学誌で掲載された。

京都大などの研究チームは、2001年 ~ 05年、高血圧患者約4700人に「ブロブレス」と他社の治療薬を投与し、脳卒中の発症率を比べた。

指摘によると、京都大などの研究チームが2008年に米医学誌に発表した論文では、研究開始から約3年後に「ブロブレス」を服用した患者が、他の薬を服用した患者より、発症率が上回る期間があった。しかし、論文とはべつに2006年に同チームが学会で発表し、同社が宣伝に用いたグラフでは、上回る期間がなかった。

同社は3日、長谷川閑史社長が東京都内で記者会見し、研究には関与しておらず、広告のグラフは学会で発表されたものを転用しただけだと説明した。

一方、指摘した専門家は「グラフは同じデータを元にしているはずなのに、形が異なるのはおかしい。宣伝に使われたグラフは同社にとって好都合なものになっており、しっかり調べる必要がある」と朝日新聞(電子版)は報じた。

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